「そう思っているがいい」
ドラマCD ぷよぷよ
今日自宅に届きました。
本当はおととい届いていたのですが、仕事してましたので受け取れず・・。
以下、感想です。
ネタバレになるので、文字色は反転させておきますね。
多少、厳しいことを言っている個所もありますので、お気を付けください。
○全体的にノリがなんとなく、昔発行されていた火の玉コミックスのショートストーリーみたいでした。
要所要所で笑いどころがありましたが、公式でこれやっちゃうのかな、と複雑な気持ちになった部分も。
でも面白かったです。
○あと、ひそかに石狩さんの演技も注目ですね。
魔人、パック、ナレーターなどの役を演じています。
特に、パックはあのキャラ風でも目指したんでしょうか？
私は少なくともそうなのかな？と思いましたが・・どうなんでしょう？
○ARSSやウィッチは出番が多いので、ファンの方は買って損はないのかも。
個別の感想も行きます。
○一本目のストーリー 「地下遺跡の「願いの魔人」
・何となくですが、森田さんのシェゾは歴代シェゾと比べてちょっと若く、そして熱血な感じがします・・私だけですかね。
若さが漲っていて可愛いのでいいのですが。
どんぐりガエルなど可愛いもの好きというぷよフィ設定も幼く感じる理由の一つかもしれませんね。
その前に演じていたのが、よ〜んの松本さんの渋めのシェゾだったので、ぷよ！のとき、すごくびっくりしたのをまだ鮮明に覚えています（ナス＝阪口さんも吃驚しましたが）
・アルルが他のキャラをかなりうまくあしらっている感じが何とも素敵でした。
・魔人の笑い声は滝口順平氏をイメージしたんでしょうか？
なんとなくですがそんな感じがしました・・でも違うかも。
・最後はみんな、アルルのカレー好きに呆れていましたが、みんなはカレーは好きではないのでしょうか・・？
確かに、フィバ以降の旧キャラで明確にカレー好きである描写があるのはアルル、カーバンクル、ナスグレイブくらいですが。
○二本目のストーリー ぷよぷよ童話「桃太郎」
・お供三人のくだりはすごく面白かったです。
特に「猿もといクロマニヨン人役のウィッチ」にはすごく笑ってしまった・・。
けど、昔話ものなのだからサタンが鬼役でノリノリではっちゃけててもよかったような・・角があることだし、更にドラコが絡んでもいいような。
でも涙するときのサタンはちょっと・・イイ歳なんだからさ、と思ってしまうほどの泣きっぷりでした。
面白さ半分引いたの半分という感じです・・。
そんなサタンをどこまでも許容しようとするルルーと、その姿勢を(引きつつも)素直に尊敬するシェゾもすごく面白かった。
・そして、「どんなものでもカレー味がいい」というアルルさんの清々しさ。
それでこそアルルです♪
○三本目のストーリー ドラコの見た夢
・ドラコとすけとうだらのストーリーです。
ドラコとすけとうだらが出ているのは、この一本のみ。
ドラコのお気楽さや、すけとうだらの明るさや強引さとかは他にも活かせそうな気がするので、ちょっとさびしかったり。
・ぷよフィのドラコはなんかリデル明るい版という感じなのかな。
美少女コンテストに執着する理由が翼やしっぽがあっても美少女コンテストで優勝できると証明する！みたいな感じだったので意外でした。
自分の姿をもっと肯定的に受け止めているのかな、と思っていたので。
というか、人間とはちょっと違う価値観を持っていて、竜の血を誇りに思っているのだと受け取っていました。
尤も、凝った設定の真魔導のドラコもきっとこういった理由でコンテストに執着していたのでしょうけど（人間による魔物への差別など、中期ごろの魔導からはあまり思い浮かばない設定が目白押しでしたし、それをコンテスト優勝で跳ね返したいと思っていそうかな、と）
・すけとうだらを安易にししょーと慕ってしまったり、そのししょーを食べようとしてしまうあたりはドラコは更にお気楽キャラになったのかも、と感じました。
まあ、コンパイル時代からすでにお気楽っぽかったですがアホの子の域に行ってしまったというか。
可愛いのでそれもいいかな、と思います。
○四本目のストーリー 月夜の小さな大事件
・何だか某旧ぷよキャラを彷彿とさせるパック。
台詞もそれっぽかったし、石狩さんがパノッティを演じたらこんな感じなのかな、と思いながら聴いていました。
・アルルの「シェゾはボクの力を狙ってるんでしょ？」に対するシェゾの「そう思っているがいい」はどきっとしました。
・意地を張りつつ、アルルを心配するルルーがいとおしかったです。
・最後に意地を張るアルルも可愛かったです。
この四話は長編で、なかなか濃い内容でしたので、もう少し整理してから他の感想を書きたいと思います。
まだおまけボイスは聴いていませんが、すごく楽しみです。
色々言いましたが、中々濃い内容で、ぷよフィキャラでの第二弾はどうなるのかな？と期待が膨らみます。
ただぷよフィはキャラ多いので、出番少なかったり、ないキャラもいそう・・。
